2007年7月1日号(第554号)

あいはらくみこさんを国会へ送ろう

届け政治へ 私たちの声。 政治力なくして格差の是正なし

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第21回参議院選挙が7月12日、いよいよ公示される。29日の投票日に向け、府本部はあらためて、自治労組織内候補・比例代表「あいはらくみこ」必勝へ、全ての組合員がご奮闘いただくことを強く訴える。

政府・与党は今、コスト論偏重の政策にもとづき公共サービスの現場へ、委託や大幅な人員削減などを強行しており、人命にかかわる事故も頻発するなど、住民のくらしが危機に瀕している。私たちはこのような状況にストップをかけるため、公共サービスを最前線で支える者として、質の高い公共サービスを守りぬき、あいはらくみこさん必勝を全力で勝ち取る。

あいはらくみこさんは5月30日、京都府内の自治労の職場(写真)や、支援を受ける産別組織をかけめぐり、現場の声を直接聞いた。格差のない公正な社会や職場をつくるため、働くひとたちの代表として、全力でたたかうことを誓い、激励を受けた。

あいはらくみこさんのニック・ネーム、「あいくみ」には、「みんなで合い組む」という気持ちがこめられている。

非常勤職員としての組合活動から始まった運動は、常に雇用形態・男女間・地域間の格差是正の取り組みだった。

しかし、それらの格差を解消するには、組合運動だけでは不十分であり、どうしても政治の力が必要だと考えた。

あいはらさんの政策の5本の柱は@働きやすい職場環境A差別のない平和な社会B質の高い公共サービスC地方の声を政界へD労働基本権を確立、というもの。公共サービスを充実させていくためには、私たち自治労組合員の力が必要だ。

この私たちの切実な思いを政治に反映させ、安心・安全な社会をつくるたたかいが今回の参議院選挙だ。ともに「あいくみ」必勝をめざそう。

子どもと向きあう仲間つどう

学童・児童館・保育士集会

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府本部は6月17日、第2回京都府内学童保育・児童館職員・保育士集会(共催・木津川市たんぽぽユニオン、宇治学保労組)を木津川市・いずみホールで開いた。この集会は、民営化や統廃合、幼保一元化、放課後子どもプラン、さらに過重労働など課題が山積する職場に働く者同士がつどい、ともに課題への理解を深め、さらに子どもたちへのかかわり方を学習する事を目的として開いた。会場には府本部組合員を中心に90人が参加した。

集会は午前10時に開会し、午前中は「放課後子どもプランと学童保育の現状と課題」と題する状況報告を自治労本部保育部会幹事の佐藤千恵子さんから聞いた。

午後は分科会討論。第1分科会は聖和大学教授の浜田進士さんを講師に「子どもに寄り添う大人とは」、第2分科会は京都府小学校特別支援学級担任のおにつかるみさんを講師に「子どもが変わる時〜子どもと寄り添い向きあう」をテーマにした学習と討論を行なった。第2分科会では、増加する軽度発達障害の子どもへの対応を中心に、パニックを起こしやすく教室をとびだすなどの行動に対し、社会へ対応する訓練の実施、さらに周囲の理解や親・地域もまじえた対応が有効であるとのアドバイスを受けた。

夕張市職労の取り組み報告

近畿地連町村集会

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自治労近畿地連町村評は6月5日から2日間、「町村職活動者交流集会」を左京区・ホテル平安の森で開いた。6府県本部から60人が参加し、学習と交流の輪が広がった。京都府本部からは10人が参加し、集会運営などに活躍した。

集会は午後2時スタート。学習はふたつの講演で行なわれた。初めに、全国的な関心を集める夕張市職労の取り組みの実際を、北海道本部出身で全国町村評議長の川本淳さんから聞いた。続いて、地元京都府本部出身の本部国際局長、井ノ口登さんの講演「自治労の国際労働運動」を受けた。

続いて4つの分散会で、「単組活動チェックリスト」により自分の単組の現状を把握。その結果をもとに各自が問題点を出し合い、お互いアドバイスや情報交換を行なった。また懇親会では、楽しい自己紹介でさらに交流の輪が広がった。

人事院総裁へ、はがき送ろう

〜07人勧期闘争〜

府本部は人勧期闘争の取組みとして「人事院総裁宛はがき行動」を実施中だ。対象は自治体等単組のすべての組合員。ぜひ取組みを実施し、07人勧期闘争を推進しよう。

はがき行動は公務員連絡会の全国行動。はがきは谷公士人事院総裁宛で、裏面には「公務員労働者の月例給与の水準を改善する勧告を行なうこと」「一時金の支給月数増を勧告すること」「非常勤職員等の処遇改善を実現すること」「実効ある超勤縮減策を取りまとめるとともに、所定勤務時間短縮の意見の申出を行うこと」など5項目の要請文があり、組合員が自分の氏名を記入する欄が用意されている。

取組み期間は7月26日まで。

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