2007年7月15日号(第555号)

圧倒的な勝利こそ〜参院選・あいはら候補、京で訴え〜

松井候補と奮闘誓う

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府本部は7月12日、「07人勧期闘争・参議院選挙闘争勝利総決起集会」を開催。200人が参加した。

公示日の当日、東京で出発式を終えた自治労組織内比例区候補のあいはらくみこさんはまず近畿の地で街宣。京都府本部の集会で、候補者用のたすきをかけ決意を述べた。「格差は拡大し労働者は使い捨て、負担はどんどん増える一方の政治に怒りを感じる。圧倒的な勝利でなければ現状は変えられない。力を出し切らなければ、平和さえ崩壊しかねない大変な時代が来る。今のままではノー、の声を力強くあげていこう」と訴えた。

また、京都選挙区候補の松井孝治さんも登壇。「与党は質のわるい宣伝で、自らの税金のムダ使いを現場の職員のせいにしていて許せない。みなさんとともに地域主権の日本を作っていきたい」と決意表明した。

人勧期・参院選に奮闘誓う

府本部148中央委員会が成功・7月12日

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府本部は7月12日、午後1時30分から京都テルサで第148回中央委員会を開催した。

福知山市職小田中央委員と京都競輪労組高橋中央委員を議長に選出し、議事が進められた。

冒頭、木村幹雄執行委員長から主催者あいさつ。「今回の中央委員会は、例年、春闘総括・人勧期闘争、そして確定闘争へと続く年間のたたかいを議論する場。今年はさらに、今日公示となった参議院選挙のたたかいへの意志がための日としたい。安倍政権のルールを無視したやり方は目にあまる。この歪んだ、ひどい政治を私たちの手に取り戻すため奮闘しよう」と訴えた。

議事に入り、経過報告では春闘、統一自治体選挙での取り組みや、財政の中間決算・監査報告が行なわれた。

経過報告に対する会場発言が2名からあった。

城南衛管労組の川戸英美中央委員が、統一自治体選挙での各単組へ協力いただいたお礼を述べ、次に現業評議会の役員としての問題提起、あり方委員会の設置、闘争委員の追加、評議会予算の増加を求めた。

八幡市職労の山田均中央委員がスポーツ大会に迷惑をかけたことに対して謝罪をし、事件の原因と八幡市職員も被害者であることや状況の詳細報告を行った。

経過報告の承認を受けたあと、第一号議案で人勧期闘争と参議院選を中心とする当面の闘争方針、続いて第2号議案で、今年改選期となる府本部役員について、副委員長3名・書記次長1名・執行委員17名とする定数を提案した。

議案提案に関する会場発言は宇治市学童保育労組、中嶋麻美中央委員から、「自治労加盟で成果があった。全国規模の研修会に複数名参加したい。さらなる支援を」との意見が出された。

執行部から答弁があり「現業に向けられている厳しい攻撃を撥ね返すため委員会を設置する。手続き的な問題はあるが闘争委員についても了承。財政的には厳しいが、組織対策など具体的な事例での相談をしながら支援していきたい」と答弁。

続いて採決を行ない、議案について、すべて執行部原案どおり承認された。つづいて、闘争宣言を採択した。宣言内容は、総人件費抑制攻撃への反撃や評価制度の確立など人勧期闘争、参議院選挙闘争での奮闘を宣言するものとした。

最後に、参加者全員での力づよい団結ガンバローで終了した。なお出席中央委員数は43人(女性参画率32.56%)だった。

自治労共済で生涯生活保障設計の推進を

共済府支部第7回定期総会ひらく

自治労共済京都府支部は、7月12日に京都テルサで第7回総会を開き、事業報告・計画、決算・予算、運営体制などの議案が議論の上承認された。

自動車共済に関連した大きな課題であった「近畿自動車サービスセンター解散・支部移管」については、滋賀県支部との共同運営による「京滋自動車サービスセンター」を円滑に発足できたことにより、身近なサービスが提供できるようになった。また、共済エリアだけで民間生損保よりはるかに有利な生涯生活保障設計が可能なことを周知していく必要があることから、全国方針に先駆けて全労済京都と連携し、退職者対策などを積極的に取り組んできたことを報告、提案した。

昨今の状況は、自治体職員の新規採用抑制や退職者の増加で共済加入者が減少することが予想され、総力をあげた加入推進活動が必要となっている。支部では、新採対策や退職者フォローなどを積極的に取り組むとともに、充実した自動車共済の加入拡大を目標にした「京滋自動車サービスセンターオープン記念」キャンペーンを引き続き取り組んでいく。

笑いや自己PRで大いに盛り上がり

府本部「新入組合員歓迎集会」

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府本部は2007新入組合員歓迎集会を6月23日にリーガロイヤルホテルにおいて開催した。9単組から新入組合員を中心に49名(うち女性17人)が参加した。歓迎集会は2部構成で行われ、第1部では木村委員長の歓迎あいさつに続き、泉健太衆議院議員から『若年層と選挙』をテーマに講演を受けた。講演では年金問題等最近の話題にも独自の観点から触れられ、参加者の関心も高い様子で全員が熱心に聞き入っていた。

第2部は青年部主催の歓迎パーティーを開催した。泉議員も交え楽しい雰囲気のなかビンゴゲームや、各単組の新入組合員の紹介が行われた。新入組合員の紹介では笑いを誘う参加者や、ここぞとばかりに自己PRする参加者もおり、会場はたいへん盛り上がっていた。府本部青年部では、今後も単組の枠を超えてスポーツ大会など様々な企画を準備している。

歓迎集会をきっかけに深まった交流を大切に、府本部の活動に積極的に参加してほしい。

地連大会へ出場権 福知山市職連が獲得

7月7日・丹波自然公園で決定試合

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府本部は7月7日、自治労スポーツ大会近畿地連大会軟式野球の部・京都代表チームを決める試合を開き、福知山市職連チームがみごと出場権を獲得した。

試合は丹波自然公園グランドを会場に、午前10時に開始。これまでの予選を勝ち抜いた、福知山市職連と自治労京都市職の両チームが対戦した。試合展開は、実力伯仲のもと、みごとな投手戦となり6回まで両チームとも無得点。抽選により福知山チームが勝利を手にした。

近畿地連スポーツ軟式野球の部大会は7月24日に開会式。試合は8月7日から8日の2日間、奈良県立橿原公苑の軟式野球場で実施される。

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