2007年11月1日号(第562号)

現業公企統一闘争・総決起集会ひらく

確定闘争へつなぐたたかいを

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府本部は「2007現業・公企統一闘争総決起集会」を10月19日、京都テルサで開き、全国統一行動日である26日にむけ、闘う意志固めを行なった。130人が参加し、盛大な集会となった。

集会は、まず主催者を代表して、木村闘争本部長(府本部執行委員長)のあいさつの後、現評議長、公企評議長があいさつを行なった。

また、当日行なわれた「府本部環境キャラバン」に参加した村上、谷口両府本部役員により、行動の報告を受けた。続いて闘争事務局長から一連の07現業公企統一闘争の経過報告を、中央及び府本部の順に発表。報告終了後、各単組の力強い決意表明を受け、集会は盛り上がった。

集会のしめくくりとして、木村闘争本部長の発声による団結ガンバローで集会参加の組合員の結束を誓い合い、閉会した。

府本部は現業公企統一闘争に引き続き、年末にかけての賃金確定闘争にも単組と一体となり、全力で取り組んでいく。

対府交渉の実施も

府本部(現業・公企統一闘争本部)は10月15日、京都府自治振興課との交渉を実施した。出席は、闘争本部から村上副闘争本部長ら7人、自治振興課から石野課長ら3人が出席した。

交渉は10月5日に提出した要求書にもとづき進行、10項目について回答を受けた。人員確保では財政状況や住民の視点からの検討も必要だが当然必要であること、現業賃金の見直しに関しては労使協議が必要との立場であること、また、民間委託現場で問題となっている偽装請負問題については「法令順守は当然」との立場であることを確認した。

府本部からは回答を評価するとしながら「現場は汗をかいている」ことを訴え、公共サービスを守る視点での施策の推進を求めて交渉を終えた。

温暖化防止を9自治体へ要請

府本部アースデイ・07環境キャラバンが成功

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府本部は、環境問題の行動として1年間を通じてアースデイに取り組んでいる。10月19日には、自治体要請行動「環境キャラバン2007」を実施した。このキャラバンは「環境にやさしい乗り物」自転車で府内自治体に対し、地球温暖化防止施策や環境自治体づくりを求める要請書を手渡しする取り組み。今年で4回目となり、京都府内すべての自治体への要請をめざすもの。今回の要請先は、順に向日市・長岡京市・大山崎町・宇治田原町・和束町・南山城村・笠置町・木津川市・精華町の、乙訓・南山城地域9自治体とした。

市長、町長、村長や副理事者に出迎えられる歓待の中、激励や環境施策の解説をうけた。要請書は隊の団長村上副委員長が手渡しした。また、連合京都の乙訓・南山城の各地協役員のバックアップや、民主党の府会議員のほか、各自治体議員の応援を受けるなど、自治労の行動への支援の輪が広がった。

今年のキャラバン隊は、自治労単組の9人の組合員。乙訓地域では自治体議員も隊列に加わった。

最初の要請地、向日市では登庁する職員に府本部の環境行動をアピールするビラを配布し、組織拡大対策としても実施。

当日は、雨模様の天気、特に午後からは激しい降雨となった。宇治田原町で要請行動した後、路面状況や体温の低下などの健康面を考慮し、自転車での要請は中止した。ただし、残る自治体への要請行動は自動車で行った。

今回のキャラバンの、要請先自治体については、向日市を始め、自治労単組のない6自治体が大半を占めたのも大きな特徴だ。府本部ではこの成果を環境行動の前進のみならず、組織拡大へとつなげていく。

推せんの栗山さんが当選

亀岡市長選10月28日投開票

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亀岡市長選(10月28日投開票)で、府本部が推薦した栗山正隆さんが当選、二期目へのスタートを切った。府本部単組・組合員のご協力に心から感謝を申し上げる。

選挙戦は、栗山さんが1期4年の実績と「温もり・にぎわい、こころ通う共生のまち亀岡」をめざす政策をアピールして21,815票を獲得、共産党推せん候補者を大差で破り当選を果たした。

府本部は選挙に先立ち、木村執行委員長(写真(右))と亀岡清掃労組の田村執行委員長(写真(左))が栗山市長を訪問。推薦状を手渡すなど激励した。

求められる、積極的な組織運営への参加

JI-UP京都が10月18日に第9回総会

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自治労京都労組法適用組合協議会(JI―UP京都)は10月18日、第9回総会を中京区「おおたや」で開いた。出席は30人で、来たる1年間の活動方針と役員体制を確立した。

総会は午後7時開始。あいさつに立った間憲司議長は「昨年初めて開いた『情報交換・交流会』を今年も実施するなど、さらにJI―UP単組同士の相互理解のための取り組みで組織を強化していきたい。幹事会への積極的な出席などで、組織運営へ積極的な参加を」と呼びかけた。つづいて府本部木村幹雄執行委員長からあいさつを受けたのち、議事へ。経過報告では、5月の公共サービスに関するシンポ開催や、古代学労組支援闘争などの報告を受け承認した。

08年度の運動方針案では、学習と連帯を中心にした協議会の機能強化、さらに文化財、スポーツなど職能別の取り組みを活用しての組織拡大や年間行事日程などが提案され、原案どおり可決された。新役員体制については、再任の間議長を先頭とすることを決定。また、府本部08・09執行部に、間議長と加納敬二さん(埋文研労組)の二人が執行委員として選ばれ、組織拡大をめざすことが報告された。

指定管理者制度の導入などで、引き続き厳しい状況のもとにあるJI―UP京都だが、一致団結してたたかう決意を固めあう中、総会を閉会した。

スポーツで汗、交流成功

府本部青年部が宇治田原で「スポーツ交流会」

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府本部青年部はスポーツ交流会を10月13日、宇治田原町住民体育館で開いた。青年部はないが近隣の単組として参加した宇治市学保労組を含む、9単組から39人が参加。ソフトバレーボールとバドミントンで交流をくりひろげた。競技は、単組を超えて編成したチームが「バドミントン5試合・ソフトバレーボール1試合」で対戦する形式で進行。チーム対抗での勝敗を競いあった。

最初は戸惑いながらプレーしていた参加者は、次第に絶妙なコンビネーションを発揮しはじめ、激しいアタックやスマッシュが随所に。白熱したゲームが展開された。普段は交流の機会がない他の単組の人たちと、一緒にスポーツで汗を流し、仲良くなることができた。

初めての取り組みであったが、参加者からは「楽しかった。また参加したい」という声も。青年部では、今後も誰もが参加しやすい企画で交流のきっかけを作っていく。

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