現業・公企統一闘争が全国で展開中だ。中央本部は10月15日に総決起集会を開催、前段に総務省交渉と議員要請行動、市民アピールを行う。府本部は、12日に京都府知事あてに要求書を提出。単組の闘争支援や対府交渉を実施する。22日には総決起集会を開催し、闘争の意義を再確認する。
自治労は、闘争の基本的な目標を「職の確立と市民との連携による、自治体の責任に基づいた質の高い公共サービスの確立」とし、取り組みの指標は、以下の五点をあげている。
また、たたかいの重点課題としては、
府本部は、基本的な考え方、重点課題に基づき、取り組みをすすめる。
対府交渉を10月26日15時から府庁内で行う。総決起集会は10月22日19時からハートピア京都で開催し、闘争の意義を再確認するとともに、闘争態勢確立・強化に向けた意思統一を行う。
全国統一闘争基準日は10月29日。具体的な戦術配置については1時間のストライキを上限とし、行使する戦術の判断と内容は、本部の指令によるものとする。
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2011年3月末日
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府本部、宇治市学保労組、木津川たんぽぽユニオンは、9月23日に城南勤労者福祉会館で「第6回京都府内学童保育・児童館職員・保育士集会」を開催。京都府南部地域で日々、様々な問題に奮闘している学童保育指導員ら約70人が参加した。
午前の講演では、臨床心理士・辰巳朋子さんから「コミュニケーションワークショップ〜保育のスキルアップへのヒント〜」と題してセルフエステーム(自己肯定感、自尊感情)について学んだ。「自己肯定感を高めることが自信・意欲・我慢に繋がり、コミュニケーションをとる上で大切なことだとわかった。」「人から褒められ、認められることがとても嬉しい。子どもと接する上でも、ポジティブな明るい言葉をかけていきたい。」との感想が多数あった。
午後は「子どもへの対応、保護者への対応〜子どもをとりまく状況〜」では、自治労本部保育部幹事の檜山順さんから講演を受けた。自治労が考える学童保育の新たな制度設計素案や現状等について学習。学童保育では、施設基準がないこと、命を預かる現場にもかかわらず1年雇用の非常勤職員が全ての業務を行っていること、専門性が必要な仕事内容だが、無資格で出来る仕事と待遇が変わらないことなど課題は山積している。「厳しい状況の中にいることを改めて気付かされた。」「多角的に子どもを捉え職員一丸となり前向きに対応する大切さを学んだ。」等の声が多く聞かれた。
仕事と自分を見つめ直し、今後の仕事に活かしていける実りある集会となった。
府本部青年部は10月2日、城陽市・友愛の丘にて、バーベキュー大会を開催。青年部員45名が参加した。
井上青年部副部長は、冒頭に「同じ地方公務員同士であるが、なかなか交流の機会を作ることができていないのが現状。団結を強めるためにも、こうした交流の場を大切にしていくことが重要」と挨拶。当日は天候にも恵まれ、参加者は豊かな自然の下での会食を満喫することができた。
途中で全員参加型のゲーム「絵しりとり」を交えると、お互いの距離も近くなり、次第に各々で歓談やレクリエーションを楽しむ光景が見られた。
今回、最北端の京丹後市職や最南端の木津川市職など、文字通り府内各地から参加があり、新規採用1、2年目の青年部員が多く結集して開催できたことが大きな収穫となった。これを機に、若手組合員の結束を一層強化していく。
府本部南部ブロック協議会は10月5日、ホテルセントノーム京都で松本自治労本部総合労働局長を講師に迎え、2010人勧学習会を開催。9単組から32人が参加した。本部で人事院や総務省交渉の中核を担う松本局長は、人事院勧告の持つ意義と取り巻く情勢の説明から講義に入り、今年の勧告に至るまでの交渉内容を説明。
特に、50歳台後半層の官民格差の交渉のやり取りについては、具体的な数値を上げて状況説明があり、参加者一同話に聞き入った。また、来年以降の勧告の方向性についても3点にまとめ具体的に明らかにした。
最後に、10月中・下旬に政府の閣議決定が予定されていることを踏まえて、自治労・公務員連絡会は、今年の賃金確定闘争で、この間一部でいわれている「人勧以上の給与引き下げ」を行わせないように、組織内協力議員と連携し、政府与党にしっかり働きかけを行うこと。また各単組においては、中央動員や内閣官房長官と総務大臣へ要求文書送付行動をやりきることを強く訴えて、学習会を終了した。