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2013年1月15日・2月1日号(第672号)

参院選勝利へ自治労組織の結集を

2013年新年旗びらき開催

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府本部は2013年新年旗びらきを1月10日、新都ホテルで開催。ご来賓、単組組合員、府本部執行部ら200人が出席した。厳しい一年となるが、新たな仲間とともに組織の強化拡大や7月の参議院選挙勝利に向け全力で取り組もう。

主催者あいさつで橋元委員長は、多数の来賓や組合員の参加に感謝を述べ、「東日本大震災から1年10月が経過したが、まだまだ復興には程遠い。労働組合として復興を前にすすめる活動をしなければならない。12月に行われた衆議院選挙の民主党の大敗は、成果をきちんと評価しないマスコミ報道に踊らされた結果ともいえる。この結果を教訓に、私たち自治労も組織を強固にし、今夏行われる参議院選挙で組織内議員のあいはらくみこさん、そして京都選挙区では池坊美佳さんを国会に送り出すため取り組みをすすめよう。廃案となった公務員制度改革の今後の取り組みについても、自治労や公務労協と前に進めていきたい。最後に、京都交通労働組合との統合を控え、新しい仲間とともに自治労運動にまい進していく。各単組のみなさんにもご協力をお願いしたい」と決意を述べた。

続いて、来賓の細田一三連合京都会長、但馬幸伸府商工労働観光部理事、門川大作京都市長、山井和則民主党府連会長、池坊美佳民主党参議院選挙区支部長から新年の祝辞と連帯のあいさつを受けた。

古川友則近畿地連議長の乾杯のあと、国会議員や自治体議員連合、6月に統合を控える京都交通労働組合の瀬戸高志執行委員長などから祝辞を受け、来賓紹介、DVD上映によるあいはらくみこ参議院議員の活動報告をおこなった。最後に、京都競輪労組や京都衛生開発労組などの決意表明を受け、盛会のうちに閉会した。

「もんじゅ」を廃炉へ

全国集会に府本部から多数参加

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1995年のナトリウム漏れ事故から17年が経過した12月8日、「もんじゅを廃炉に!2012全国集会」が福井県敦賀市で開催され、府本部からセレマ労組など52名が参加した。(全体参加者約800名)

午前11時から、もんじゅを望む白木海岸での現地集会に臨んだ参加者を前に、原水爆禁止日本国民会議の道田哲郎事務局長が「1日約5000万円をムダ使いしている危険なもんじゅは即刻廃炉にしなければならない」とあいさつ。その後、もんじゅ正面ゲート前まで「もんじゅの継続反対」、「廃炉に追い込むぞ」などシュプレヒコールを上げながらデモ行進し、原子力機構の櫻井管理課長に抗議要請文を手渡した。

午後からは、会場を移してエネルギー政策の行方や活断層と原発について、「再生可能な新エネルギーの研究・開発が急務」、「断層だらけの日本に原発設置は危険すぎる」という内容の報告や講演を受けた。

 

専門部・評議会大会特集

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女性部運動を府内にひろげよう 女性部

府本部女性部は11月2日、キャンパスプラザ京都で、7単組19名の代議員を含む、40名の参加で女性部第50回定期大会を開催した。大会では、2012年度の経過報告、および2013年度の活動方針と役員体制を確認した。

来賓の植田府本部副委員長からは「女性の権利を守る場にどんどん参加し活動してほしいし、参加しやすい環境づくりを望む」と激励のあいさつを受けた。執行部から活動方針案として「女性が差別なく健康で安心して働き続けられる職場環境をつくるため、各単組女性部の確立を進めるとともに、組織の強化をめざす」と提案があり、全体の拍手で承認された。

また、2013年度役員体制の提案と承認が行われ、女性部長に京都市学職労の安岐浩美さんが選出された。最後に、「府本部女性部運動を府内隅々にまで広げよう」との大会スローガンが採択され、女性部一丸となり活動していく事を確認して大会を終了した。

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人員確保など現場力の回復を 公企評

府本部公営企業評議会は11月16日、府本部会議室で第34回総会を開催した。7単組から13名が参加し、2012年度の活動・決算報告ならびに2013年の活動方針が可決・承認された。

冒頭、穐田議長から主催者あいさつ、乾府本部副委員長から激励のあいさつを受けた。それぞれのあいさつで2012年8月に府南部を襲った豪雨災害にふれ、「現場は必要最小限の人員に削減され、災害時の対応などに大きな支障がある。人員確保をはじめとする現場力の回復に早急に取り組む必要がある」と訴えた。

活動方針では「単組間の問題意識の共有化・相互協力体制の確立」、「京都府との交渉による諸問題の解決」、「自治労ライフライン危機管理指針の活用」等の提起があり、参加者全員の拍手で承認された。役員改選では、議長・穐田勝彦さん(福知山市公企労)をはじめとする執行部を選出。新体制で2013年度のスタートを切った。

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青年部活動で仲間をつくろう 青年部

府本部青年部は12月8日、第46回定期大会を京都テルサで開催。10単組から33人の代議員を含む45人が出席した。冒頭、主催者代表として増田書記長のあいさつの後、乾府本部副委員長が来賓としてあいさつ。乾副委員長は「青年部を取り巻く労働環境は大変厳しいが、仲間と連帯を深めることが大切だ」と激励した。

執行部による活動経過報告のあと、新年度活動方針、青年部規約の一部改正、新執行部の提案があり、すべての議案が賛成多数で可決・承認された。

新部長に選出された天野博司さん(久御山町職)は、「若い組合員が意見交換や交流を図れるよう様々な取組やイベントを企画していきたい。自分たちの給料や職場環境を守るためにも府本部や単組の活動に積極的に参加し、若い力で組合を盛り上げよう」と新執行部を代表してあいさつをおこない、最後に団結ガンバローで閉会した。

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「あってよかった」現業職場の確立を 現評

府本部現業評議会は12月15日、ルビノ京都堀川で10単組から48人の代議員、役員の参加を得て、第49回定期大会を開催した。

冒頭、現評を代表して川戸議長が「私たちの運動を広げていくには地域へ深く関わることが重要。積極的に地域と信頼関係を築き組織の強化を図ろう」とあいさつ。続いて、橋元府本部執行委員長から「厳しい情勢を乗り切って欲しい」との来賓あいさつを受けた。

議事に入り、執行部から「2012年度活動経過報告」、「2013年度活動方針(案)」、「2013年度現評役員体制(案)」など5つの議案が一括で提案され、会場からの質疑討論を経て、全議案が満場の拍手で承認された。

最後に、地域に必要とされる公共サービスの提供と質の向上、「あって良かった」と言われる現業職場の確立をめざす大会宣言(案)を確認し、樫葉副議長による団結がんばろうで全日程を終了した。

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