2018年4月15日・5月1日号(第769号)

人員確保を勝ち取ろう 闘争サイクルが変わりました

2018現業・公企統一闘争

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自治労は、2018現業・公企統一闘争から年間を通じた取り組みの中に、第1次(4月〜6月)、第2次(9月〜10月)の2つのゾーンを設定して取り組みを進めている。すべての単組が要求書を提出し、現業・公営企業労働者が持つ労働協約締結権を最大限行使する取り組みを展開し、人員確保を勝ち取ろう。

現業・公企労働者は、地域公共サービスにおける現場の最前線で働いており、住民の視点や立場に立った政策展開やサービスの拡充のためには不可欠の存在だ。

しかし、現業・公企職場は長年にわたり、民間委託や退職不補充・任用替えなど合理化の矢面に立たされており、多くの自治体では、地域住民の安心・安全を確立する現場力を十分に発揮できない状況に陥っている。

現場力の維持向上とサービスの低下を防ぐため、必要な人員の確保を勝ち取らなくてはならない。

通年闘争となる2018現業・公企統一闘争に結集し取り組みの強化をめざそう。

【第1闘争ゾーン】

4/23〜5/11 要求書提出ゾーン
5/14 回答指定基準日
5/14〜5/30 交渉強化ゾーン
5/31 全国統一基準日
7月 第1次交渉ゾーン総括

【基本的目標】

「自治体現場力による質の高い公共サービスの確立」

【重点課題】

@現業・公企職場の直営堅持
A質の高い公共サービスの確立と住民ニーズに対応した政策実現のための新規採用
B政策実現にむけた労使協議の場の設置
C安易な民間委託の阻止
D水道事業における安易な事業統合の阻止
E差別賃金を許さない取り組みの強化
F臨時・非常勤等職員の処遇改善
G公務災害撲滅にむけた当局責任の明確化

創ろう地域の未来

京都自治研レポート募集中

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【自治研とは】

自治研とは、「地方自治研究」の略で一見堅そうな研究かと思われがちだが、実際にはテーマは自由、柔軟で気軽に誰でも参加できる活動だ。

私たちの仕事を良くすることは、自らのためにとどまらず、住民サービスの向上につながる。仕事をする中で考えた「工夫」や「改善例」など、幅広いテーマについて、多様な方法で、自由な取り組みを考えてみることが自治研の第一歩だ。

【自治研がめざすもの】

自治労は幅広い公共サービスに携わる労働組合である。住民が求める仕事、市民から信頼される仕事として、質の高い公共サービスの提供を目標に自治研活動を推進してきた。

その理念を大切にしながら、地域と行政が言えないことや出来ないことを、自治研のフィールドで考えていくことが重要だ。自治研活動を通じて、あなたのアイデアをぜひ、活かしてみよう。

府本部では7月20日に開催する京都自治研集会に向けたレポートを募集している。各単組、組合員からの積極的な協力をお願いしたい。

また、京都自治研集会で優秀レポートを決定し、作成者を10月5〜7日の第37回自治研全国集会(高知市内)へ招待する。

京都自治研集会2018開催決定

京都自治研集会2018概要

日時:7月20日(金)15:00〜
場所:京都テルサ
テーマ:明治維新150年!京都から創る 地域の未来
全体会:基調提起、記念講演「2020東京オリンピックとスポーツを中心としたまちおこし」
講師:二宮 清純 氏(スポーツジャーナリスト)
分科会:レポート発表

京都自治研レポート募集概要

テーマ…
自由(地域活性化、福祉、公共交通、防災など、自治研活動の趣旨に沿ったテーマ)

字数…
おおむね3000〜4000字を目途(集会での口頭報告を前提とした箇条書き可)

提出体裁…
@ページサイズ:A4
A文字数と行数:一ページ40字×40行。
B資料:一ページにつき約1500字としてカウントし、写真類・文字と合わせて1万文字以内とすること。
C提出方法:データと紙(打ち出し)原稿の両方を必ず提出すること。

提出期限…
5月25日期限

提出先…
府本部

優秀レポート賞…
10月の自治研全国集会(高知市内)にご招待!

家族と一緒に参加しよう

府内各所でメーデーを開催

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★4月28日(土)

連合北部地協舞鶴地域メーデー
10:00 前島みなと公園

連合中部地域メーデー
10:00 中丹文化会館

★4月29日(日)

連合京都中央メーデー
10:00 梅小路公園芝生広場

連合乙訓地域メーデー
10:00 バンビオ広場(JR長岡京駅前)

連合南山城地域メーデー
10:00 太陽ヶ丘(京都府立山城総合運動公園)

連合北部地協たんご地域メーデー
10:00 野田川わーくぱる

西脇隆俊さん勝利

京都府知事選挙

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京都府知事選が4月8日投開票され、府本部が推薦した前復興庁事務次官の西脇隆俊氏(62歳・無所属新人)が初当選した。

西脇氏は山田府政の「継承と発展」を掲げ、重視する政策として子育て環境整備や観光振興、中小企業対策の三つを挙げた。「キーワードは人口減少社会にどう立ち向かうかだ」と強調し、子ども医療費助成拡充の検討など少子化対策について「子育て環境日本一をめざす」と明言した。

連日ご奮闘いただいた単組・組合員の皆様のご支援に対し、心からお礼を申し上げる。

【開票結果】(投票率35・17%)

・西脇 隆俊(無新) 402、672票
福山 和人(無新) 317、617票

基地は沖縄だけの問題じゃない

沖縄現地闘争報告

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平和フォーラムは3月13〜15日、「辺野古新基地建設反対!山城博治沖縄平和運動センター議長らの裁判勝利!沖縄現地闘争」を開催。全国の自治労から約120人が集まり、府本部からも参加した。
13日、主催者あいさつの後、沖縄タイムスの阿部記者を講師に、「沖縄に対する国家の暴力」と題した講演を受けた。

阿部氏は、「県民のほとんどが基地建設に反対しているにも関わらず、それを無視。更に、安保法制の名のもとに、本土にも基地が建設される可能性もある。『今日の沖縄が明日の本土』という認識を本土の人にも持ってもらいたい」と訴えた。

キャンプシュワブ前座り込み行動・地裁判決前事前集会

14日、辺野古基地でキャンプシュワブ前座り込みを行った。基地には、数多くの現地の仲間が座り込みを行っており、その仲間とともに、シュプレヒコールをあげた。

その後、地方裁判所前に向かい、山城博治氏、稲葉博氏、添田充啓氏らの判決公判の事前集会に参加した。山城氏らは厳しい判決を覚悟しながらも、決して屈しない姿勢を見せた。判決は残念ながら有罪(一部無罪)となったが、事後集会で、山城氏らは最後まで控訴していく意気込みを語った。夜には、判決報告集会が開かれ、会場は山城氏らを応援する参加者で埋め尽くされた。集会では、判決の不当性が説明され、司法までもが国に味方をし、三権分立が崩れかけていることが示された。

普天間・嘉手納基地視察行動

15日、普天間、嘉手納基地を視察し、基地による被害の説明を受けた。嘉手納では、戦闘機による爆音被害に悩まされており、説明中に、実際に戦闘機が飛行し、その音は参加者を驚愕させた。

基地は沖縄だけの問題ではない。今後も、反対運動を強めていかなければならない。

第40回府本部野球大会対戦決まる

府本部スポーツ大会

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府本部は4月11日、自治労スポーツ大会チーム代表者会議を開催し、軟式野球大会の組み合わせ抽選を行った。今年は7チームが参加し、初日は5月19日、決勝戦は6月9日に八幡市民スポーツ公園グラウンドで行われる。

なお、優勝チームは、7月31日〜8月1日に滋賀で開催される「第40回近畿地連スポーツ大会」の出場権を得る。

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