2022年4月15日・5月1日号(第841号)

公共サービスにもっと投資を!

府内でキャンペーン行動を展開

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府本部は、各ブロック協議会と連携して、「公共サービスにもっと投資を!キャンペーン」を実施している。この取り組みでは、エッセンシャルワークとしての公共サービス職場の重要性を広く市民に訴えるための街頭行動を展開。各ブロック協議会と協力し、通年での取り組みを予定している。

この取り組みは、自治労の全国統一行動として、「エッセンシャルワーク(なくてはならない仕事)」としての公共サービスの重要性と存在価値を社会全体に浸透させることや公共サービス拡充の必要性を訴えることを目的としている。

自治労が作成したアピール動画を流しながら、公共サービス職場の現状を訴えるチラシを配布した。動画では、「自治体では人員削減が続き、コロナ禍で担う業務が増えても公共サービスを止めることはできない。公共サービスで働く者の処遇改善やサービス提供のための十分な人やお金を確保し投資することが、住民のみなさんの命と暮らしを守ることにつながる」と訴えた。

公共サービスの再構築の必要性が明らかとなっており、自治労はこの状況を社会一般に広く伝えるために本キャンペーン行動を全国で展開し、各地域から公共サービスの重要性を発信している。

府本部は、年間を通じたキャンペーン行動で市民へのアピールを図る。3月23日には、市内・乙訓ブロック協が京都市役所前駅で、4月15日には南部ブロック協が近鉄新田辺駅前でアピール行動をおこなった。引き続き各ブロック協議会・各単組のご協力をお願いしたい。

職場を点検し人員確保につなげよう

2022現業・公企統一闘争

自治労は、2022現業・公企統一闘争を通年闘争として取り組みを進めている。府本部は3月16日、2022現業・公企統一闘争に向け第1回闘争委員会を開催。基本的な目標や重点課題、闘争スケジュール等について確認した。

第1次闘争ゾーンのこの時期は、4月の人事異動で職場に欠員が生じていないか、時間外労働や休暇・代休の取得状況、長期求職者の数など、職場の人員配置状況を点検しよう。点検した内容から問題点を要求書にまとめ、人員確保につなげよう。

基本的目標

住民の未来に貢献できる、自治体責任による質の高い公共サービスの確立

【第1闘争ゾーン 5〜6月】
4月22日〜5月13日 職場討議・要求書作成
5月16日〜26日 要求書提出ゾーン
5月27日 回答指定基準日
5月27日〜6月2日 交渉強化ゾーン
6月3日 全国統一基準日
7月 協約締結強化月間

重点課題

@現業・公企職場の直営堅持
A質の高い公共サービスの確立にむけた新規採用
B高齢期でも安心して働き続けられる職場の確立
C再任用職員を含む技能労務職員の賃金改善の取り組み強化
D現場で培った知識・経験を活用した政策の実現に向けた労使協議
E災害対応や感染症対策など危機管理体制の強化
F公務災害撲滅に向けた労働安全衛生の確立
Gコンセッション方式導入や安易な事業統合の阻止
H会計年度任用職員の処遇改善
I業務上必要となった資格取得に係る公費負担の徹底
Jすべての労使合意事項に対する協約の締結

坐骨はお尻をはじめ、下半身全体の形を決める重要な骨だ。しかし私たちが日常的に繰り返している間違った座り方によって、坐骨の位置は前後左右に簡単にズレてしまう。
 ゆがんだ状態のまま長時間座っていると、坐骨まわりの筋肉が硬く固定される。その上には脂肪がたまりやすくなり、その結果、お尻や腰まわりは太くなりやすくなる。

間違った座り方が坐骨をゆがめる

健康

坐骨を悪い状態にしてしまう座り方

@背もたれだらり
骨盤の重心が後傾した坐骨前ずれの状態
家でテレビを見るときにも仕事中も、椅子に浅く腰をかけ、椅子の背もたれに寄りかかってばかりの人は、坐骨が前にずれ、骨盤の重心が後ろに傾く。その結果お尻は洋ナシ型に垂れ下がり、お腹も脂肪がつきやすくなる。体のラインも丸みを帯び猫背姿勢になる。

A反り腰
骨盤の重心が前傾した坐骨後ろずれの状態
毎日デスクワークで忙しい人や、スマホを何時間もいじっているような人は、常に前かがみで骨盤の重心が前傾し、坐骨は後ろにずれていく。その結果、背骨が反った出っ尻になってしまう。
お尻の形はピーマンのように大きく四角い状態になる。

B脚組み、頬づえ、重心ずれ
坐骨と骨盤の重心が不均等な左右ずれの状態
いつでもどこでも脚を組んで座るクセがある人や、どちらか片方の肘を机について体を支えるクセがある人は、左右均等に体重がかからず、坐骨の高さがずれてくる。その結果、お尻も背骨も斜めにゆがみ、アンバランスな状態の体型になる。

これらの坐骨のズレによる悪循環を止めるのが、坐骨体操だ。坐骨を正しい位置に誘導しながら、ゆがみを硬く固定している筋肉をほぐし、余分な脂肪を溜まりにくくしてくれる効果がある。

坐骨体操で正しい位置に誘導

(坐骨回し〉

  • 足を肩幅より広めに開いた状態で立ち、かかとに重心がくるように足の指を上げる。両手は足の付け根辺りに添え、肩の力を抜く。
  • 坐骨を前に出しながら、ゆっくり右に回していく。太ももや膝の裏を伸ばしながら、足の付け根も一緒に回すようにしまう。床と水平な円を描くように回すのがポイントだ。
  • 右回しが3回終わったら、今度は左に3回まわす。きれいな円を描くことができず、動きがカクカクしてしまう人は、筋肉が硬く固まっている状態だ。

1分間、1日1回行ってみよう!

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