2007年1月1日号(第542号)

地方自治確立と公共サービス充実へ

「選挙の年」、京都府本部活動への積極的な参加を

自治労京都府本部 木村幹雄 執行委員長 年頭あいさつ

新年明けましておめでとうございます。

昨年、永い反米戦争と内戦を経験してきたカンボジアを、幼児教育支援のボランティアのメンバーとして訪問する機会を得ました。戦争で疲弊した国の復興は途についたばかりの様子でしたが、今や外国からの観光客も飛躍的に増えて街は活気にあふれ、そして何よりも若い人たちの明るい笑顔が印象的でした。

一方、敗戦から六十一年を経て、驚異的な経済発展を成し遂げた、私たちの日本は、子供の虐待死やいじめによる自殺など、暗い話題には事欠かない社会となってしまいました。昨年九月に誕生した安倍新内閣は、格差問題など山積する国内の課題を無視して、党の利益のためだけで除名議員の復党を行い、教育基本法の改悪や、防衛庁の省への昇格、日本核武装論議などその好戦的な路線を推し進めています。

こうした中、今年は統一地方選挙、参議院選挙とまさに政治の年であり、自治労運動を国と地方で実践し具体化するチャンスの年でもあります。そのため府本部は「あいはらくみこ」参議院候補をはじめ組織内と推薦候補全員の当選をかちとり、まさに平和な社会の実現と、市民・府民の目線に立った「質の高い公共サービス」の確立に向けて活動して行きます。

今年も府本部運動への皆さんの積極的なご参加とご協力を、よろしくお願いいたします。

全国の仲間から産地直送のとれとれトピック

あいはらくみこさん ブログ日々更新中

自治労は、今年七月に予定されている参議院選挙(比例区)に、組織内協力議員の立候補予定者として、「あいはらくみこ」さんの推薦を決定。すでに、府本部から組合員のみなさんには、あいはらさんの政策やプロフィールをお伝えしており、応援をいただいています。

「あいはらくみこ」さんは、北海道生まれ、そしてイノシシ年生まれです。いま、あいはらさんは、全国の各職場を精力的に訪問しつづけています。全国をまわっての感想は「地方や職場がめちゃめちゃになっている」。公共サービスの切り捨て、そこに働くものへのバッシングにみんな怒っているし悩んでいる、その想いを必ず国会へ届けて行きたい、という決意です。

そんな「あいはらくみこ」さんが「大変な状況の中で、同じように頑張っている組合員が、こんなにたくさんいるんだ」ということを知らせるために、日々遊説先の様子を知らせるブログを開設中。名づけて「あいはらくみこ・産地直送ブログ」。ぜひあなたも見て、元気づけられてください。

2007新春企画〜気候フォーラム・浅岡美恵弁護士と木村委員長の対談へ

『自治労きょうと』一覧に戻る