橋元会長は主催者あいさつで「昨年の消費税導入による物価高が私たちの生活に影響を及ぼし、厳しい状況にとなっている。
この春闘では月例給2%以上の引き上げや非正規で働く仲間の不合理な格差の是正、長時間労働の縮減に向けて闘争を進めていかなくてはならい」と訴えた。
続いて、政策・制度実現に向けた取り組みとして民主党府連の福山哲郎会長代行があいさつ。4月の統一自治体選挙を闘う議員が紹介された。
その後、「すべての働く者の処遇を改善し、底上げ・底支え・格差是正の実現に向けて春闘で上げた要求の実現に向け、総力を結集し闘う」との集会アピールを採択した。
集会後は、京都市役所までデモ行進を行い、格差是正や労働時間の縮減をシュプレヒコールで道行く人にアピールした。
JI−UP京都は2月27日、第9回情報交換・交流会をウィングス京都で開催し、11単組から40人の参加があった。
冒頭、小檜山議長のあいさつの後、来賓の米沢修司京田辺市議会議員、小林あきろう京都市会議員、平井としき京都府議会議員、藤川剛京都市会議員予定候補、高木ひろあき京都府議会議員予定候補から、4月の統一自治体選挙に向けた決意表明を受けた。また、門川大作京都市長も急きょ激励に駆けつけた。
最初の講演では、谷口富士夫府本部副委員長が、「労働組合と政治活動」と題し、安倍政権をはじめとする現在の政治状況や、労働組合が政治活動をすることの意義について事例を交えて説明した。
続いて「自治体議員から見る京都府政の現状と課題」と題して、平井としき府議から講演を受けた。自身の労働組合での活動や京都府の財政状況についての説明、府議会議員としての活動など、多岐にわたる内容をわかりやすく説明された。
会場を移しての交流会では、単組紹介も交えて活発な議論と交流を行い、当面の取り組みに対して団結して活動していくことを確認した。
自治体で働く臨時・非常勤等職員の課題を広く世論に訴え、非正規労働者問題をアピールするため府本部は府内3カ所の街頭行動でちらしとテッシュペーパー2000個を府民に手渡した。
東日本大震災と福島原発事故から間もなく4年を迎える3月8日、「さよなら原発関西アクション」が大阪市北区の扇町公園で行われた。
午前は、北区民センターで「チェルノブイリ28年後の子どもたち」の上映と北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏の講演「原発事故による放射線被ばく」があった。
西尾氏は、「ICRPは原子力推進のNPO団体で、疑似科学による偽物語を作っている。内部被ばくは恐ろしい。放射線量を国はごまかしている」と参加者に正しい情報で判断するよう訴えた。
午後の高浜原発再稼働反対集会では、台湾和平草根連盟の華蓮さん、福島避難者のうのさえこさん、原発反対福井県民会議の中嶌哲演さんらから、原発稼働阻止に向けた運動報告、福島原発事故による子ども・被災者の健康被害の状況報告と補償を求めるアピールがあった。
集会後、3500人の参加者はデモ行進で「原発の再稼働を許さない」と訴えた。