2016年1月15日号(第728号)

2016府本部新年旗びらき

組織の総力で市長選、参議院選を勝利しよう

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府本部は、2016年新年旗びらきを1月7日、リーガロイヤルホテル京都で開催。来賓、単組組合員、府本部執行部ら209人の出席があった。今年は多くの選挙が予定されているが、まず2月の京都市と八幡市の首長選挙を勝利して、そして7月の参議院選挙の必勝に向け、全力で取り組むことを誓い合った。また、賃金労働条件の向上と組織の強化を拡大、人権・平和・環境などの取り組みを積極的に展開することを確認した。

主催者あいさつで高橋執行委員長は、多数の来賓や組合員の参加に感謝し、「昨年の統一自治体選挙では大変お世話になり、その後、様々な平和の取り組みにご尽力いただいた。

また、年を越えての確定闘争に引き続き取り組みをお願いする。

今年は首長選挙が多数実施される。2月の京都市長選と八幡市長選を皮切りに笠置町、京丹後市、福知山市、久御山町、宇治市の首長選挙が予定されている。大阪をみていただくと、首長により大きく行政や労働条件が変わり、場合によっては仕事あるいは行政が混乱することが考えられる。自分たちの生活や仕事を守る立場で、是非とも推薦する予定候補者の勝利をめざしご奮闘いただきたい。

また、7月には参議院選挙があり、自治労組合員出身としてご奮闘いただいている組織内候補者で比例代表のえさきたかし参議院議員と京都選挙区の福山哲郎参議院議員の必勝に全力で闘う。

まもなく春闘が始まり、昨年の報道では働くものの4割が非正規労働者であると報道されており、格差是正、組織拡大のために取り組みを邁進していかなくてはならない。また、平和の取り組みも皆さんとともに府本部は全力で進めていく」と決意を表明した。

続いて来賓を代表して橋元信一連合会長、野村賢治京都府商工労働観光部雇用政策監、門川大作京都市長、堀口文昭八幡市長、泉健太民主党京都府総支部連合会会長、福山哲郎参議院議員、西島藤彦部落解放同盟京都府連合会委員長から新年の祝辞と連帯のあいさつを受けた。

中谷副執行委員長の乾杯の発声に続いて、民主党京都府連の国会議員や社民党・公明党の代表から祝辞を受けた。その後、府本部自治体議員連合、各級議員が次々と壇上であいさつを述べた。

会場では、サッカーボールを型どったメッセージカードを渡した。参加者はえさかたかしさんへの応援を記入し、ゴールを模した壁紙に貼り付けた。

このメッセージは、えさき参議院議員へ届ける。

最後の団結ガンバローでは、門川京都市長と堀口八幡市長も登壇し、渾身の力で必勝を誓った。

えさきたかし参議院が入洛

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自治労組織内のえさきたかし参議院員議員が12月21〜22日に府本部の京都市内・南部単組、連合京都、友好団体などを訪問した。

また、市内・乙訓ブロックでは決起集会を、南部ブロックでは学習会が開催され、多くの組合員が参加した。さらに、京都市役所前では早朝の街宣活動にも取り組んだ。

社福評総会

働きやすい職場の拡大を

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府本部社会福祉評議会は12月17日、京田辺市商工会館で2016年度総会を開催、新年度の活動方針と役員体制を確認した。

冒頭、井上隆幸議長が「社会福祉評議会の対象職種・職場の範囲は広いが、働きやすい職場になるよう活動していきたい」とあいさつ。

続いて府本部の高橋委員長から、介護や生活困窮者に関する施策などの重要課題が多い福祉関係職場での活動に対して激励の言葉が贈られた。

活動方針は、介護保険制度・高齢者施策、子ども・子育て支援新制度、障がい者施策、生活保護及び貧困に関する取り組みなどを進め、国民に信頼される社会保障制度の実現をめざす。

そのために、サービス提供に必要な財源確保を各自治体に要請していくとともに、福祉・医療に従事する人材の確保と処遇改善のための取り組みを自治労本部と連携して進める。

また、府本部保育集会を開催し、各単組・各職場の状況や課題を共有し、今後の取り組みにつなげていくこととした。

三役員には井上議長、正野副議長を再任、新事務局長に下村幸児(自治労京都市職)さんを選任した。

現評総会

仲間の結束を強めよう

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府本部現業評議会は12月19日、職員会館かもがわで第52回定期大会を開催し、向こう一年間の活動方針等を確認した。8単組52人が参加。

開会にあたり川戸議長は、「来年はたたかいの年。越年した確定闘争や目前に迫った春闘、断続的に行われる政治政策闘争など困難な問題が待ち受けているが、仲間の結束を強め全力で解決策へと導こう」と決意のあいさつ。

その後、来賓の高橋執行委員長や米澤自治体議員連合会長からのあいさつを受け、議案提案と質疑を行った。

会場からは「今後の確定および給与法等の動向について」、「鍋フェスタ等の市民アピール活動の継続化について」発言があり、現評執行部から「確定闘争は年度内決着の見通しが大勢。アピール行動は要望に応えたい」と答弁。質疑討論の後、採決を行い全ての議案は拍手で承認された。

大会の締めくくりには現業職場の確立と参議院選挙での自治労組織内「えさきたかし」参議院議員の必勝をめざした大会宣言案が採択され、橋本副議長の団結ガンバローで拳を高く突きあげた。

府本部女性部・青年部「8の日行動」

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12月8日、府本部女性部・青年部は、四条河原町で反戦・平和「8の日行動」を行った。1941年12月8日に太平洋戦争の日本開戦日にあわせ、二度と悲惨な戦争を繰り返さないよう「12月8日を忘れない」を合言葉に毎年12月に街角で呼びかけを行っている。11単組から女性13人・男性7人が参加し、平和についてもう一度考えてもらうためのメッセージを添えたティッシュを配りながら呼びかけをおこなった。

日本は被爆国、敗戦国ということだけでなく、戦争の真実に目を向け一人ひとりが後世に伝えていかなければならない。

戦後70年が過ぎた今でも苦しんでいる人がいるなかで、戦争の悲惨さを忘れたかのように安倍政権は、戦争のできる国づくりを推し進めようとしている。しかし、私たちは決して忘れることなく、世界中の人々に平和と幸せが訪れることを願い訴え続ける必要がある。取り組みを通じて私たち自身が平和について考えることができた。また、多くの人が平和について考えるようこの取り組みを継続していく。

カンボジア子どもの家 スタディツアー参加者募集

府本部は、2月27日から3月1日(機中一泊)の日程でスタディツアーの参加者を募集している。

今回は、特定非営利活動法人エファ・ジャパンを通じての「カンボジア子どもの家」を中心とする国際ボランティア活動となる。これまでのボーン・ポォン取り組みの成果やこの間に集まった支援品の贈呈、そして子どもたちとのふれあいを目的に企画した。

ツアーにはパスポート残存有効期間6ケ月以上が必要となる。参加申込は各単組を通じて1月22日まで、詳細の問合せは府本部へお願いする。

カンボジア・スタディツアー2016日程表 2泊4日間
日次 月/日 主なスケジュール
1 2月27日(土) 関空発 ハノイ乗り換えシェリムアップへ<シェリムアップ泊>
2 2月28日(日) シェリムアップ アンコールワット遺跡見学
シェリムアップ→プノンペン<プノンペン泊>
3 2月29日(月) プノンペン 国立幼稚園教員養成学校(カンボジア子どもの家)訪問、市民団体SCADP訪問
プノンペン→ホーチミン→関空<機中泊>
4 3月1日(火) 早朝 関空着

 

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